ガードル=ヒップアップというのが常識みたいに思っている方が多いのですが、大変な誤解です。ヒップはバスト同様に柔らかくデリケートです。従来技術の締め付けるタイプではヒップアップするべき肝心な部分に力が働かず、逆に柔らかいお尻を押しつぶし扁平にしてしまいます。
また、ショーツガードルはソフトなのでショーツ感覚で履けて、シェイプ効果がありそうで結構売れているようです。しかし、ガードル系はフィット性が高いので、ライドアップの際に、よりいっそう形を悪くしてしまいます。ガードルなどのカタログによくある矢印入りのイラストは視覚的には利きそうに錯覚させられます。しかしショーツガードルは構造上、当て布の部分にパワーが加わり難く、ヒップアップ効果は期待できません。
ヒップアップするべきところに指を入れてみると、パワーが働いていないのが確認できるはずです。
ソフトなロングガードルならヒップに優しいのでお勧めです。
ヒップアップには、ブラ感覚で動いてもヒップのお肉がはみ出さないようにソフトにすっぽりと包み込みあげるショーツが最適です。・・・これがメリハリのある下半身を作る秘訣です。
ヒップアップにはもちろん適度な運動も必要ですね。
「ヒップアップと体形維持には、ガードルのような締めつけが必要。」
そんな女性の声を耳にする事がありますが、実際には、ガードル系の締めつけは様々な悪影響を身体に与える要因となっています。
特に締めつけによる血行不良は、身体に大きなダメージを与えます。一時的に体形を補整できたとしても、長期に渡って血行不良が続けば新陳代謝が鈍くなり、老廃物が溜まって冷え等になる可能性があります。
身体に負担をかけない自然な状態を維持してこそ、美しいボディラインは実現します。
ガードルの間違った常識。
|